炎症性の変形性関節症に対する mRNA薬ベースの併用療法に関する論文が 公開されました
高齢者の歩行障害を招く主要因のひとつに「変形性関節症」があります。根本的治療となる薬剤は未だ無く、消炎鎮痛薬を用いた対症療法か人工関節への置換術が一般的です。プロジェクトCHANGEに参画する大阪大学の位髙啓史先生らの研究グループは、製薬企業と連携し、変形性膝関節症に有効性が期待されるmRNA薬を開発し、近々、豪州で治験を開始します。今回、Pharmaceutics に掲載された論文では、さらに、同mRNA薬と IL-1受容体阻害剤との併用による炎症性の変形性膝関節症に対する効果をラットで評価しました。
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