研究成果

報道

媒体の種類:バイオ工学系専門誌
掲載紙/掲載誌/掲載メディア:日経バイオテク

MSC由来エクソソーム発見者のLim氏、エクソソームの実用化に向け作用機序解明の現状を語る

要約:

 

12/13 に開催されたプロジェクトCHANGEのシンポジウムに登壇した Lim 博士は、エクソソームを含む細胞外小胞(EVs)の実用化に向けて、製造上の課題とその解決に必要な作用機序の解明について講演しました。同氏は2008年にヒト間葉系幹細胞(MSC)由来のエクソソームを発見し、2016年にParacrine Therapeutics社を設立。現在、乾癬を対象としたエクソソーム配合の軟膏について臨床試験を進めています。

EVsの利点として、安全性と安定性を挙げ、均一なエクソソームの製造方法を確立中であると述べました。しかし、未だに品質管理が重要な課題であり、製造プロセスの制御が必要だと指摘。最近の研究では、EVsが細胞に作用するメカニズムを探求しており、局所投与での治療効果が確認されました。Lim氏は、EVsが薬効を示すために細胞外で作用する可能性についても言及しました。

 

http://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/24/12/17/12761/

SHARE