研究成果

報道

媒体の種類:化学業界紙
掲載紙/掲載誌/掲載メディア:化学工業日報


備考:企画記事

未来のケアシステムを共創

文部科学省と科学技術振興機構(JST)は、川崎拠点で「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の一環として「かわさきケアデザインコンソーシアム」を設立します。高齢化に伴う患者増加と医療従事者の減少により、ケア現場は危機的な状況にあります。このプロジェクトは、工学技術を取り入れた革新的な製品やサービスの創出を目指しています。

川崎市看護協会と連携し、看護現場のニーズ調査を行い、企業が迅速に製品化できるアイデアを探求しています。また、在宅医療の重要性が増す中、看護師の負担軽減や労働環境の改善が求められています。2050年には看護ケア市場が現在の約3倍に膨らむとされ、ケア従事者の負担を軽減するための研究開発が期待されています。

「かわさきケアデザインコンソーシアム」は、地域のニーズと企業の技術を結びつけることを目指し、シンポジウムを開催します。川崎市独自の認定制度(KIS)を活用し、国内外の市場にもアプローチしていく考えです。運営者は、企業同士の連携を通じてケア現場に貢献したいと述べています。

 

http://change.kawasaki-net.ne.jp/topics/news/34

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