研究成果

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媒体の種類:教員向け媒体
掲載紙/掲載誌/掲載メディア:教育新聞

高齢化で看護・介護の課題は?福祉科の高校生に出前授業

要約:

プロジェクトCHANGEでは、少子高齢化が進む中で看護・介護の職を志す高校生に工学的視点を持たせるため、川崎市立川崎高校の福祉科3年生に出前授業を行いました。生徒たちは介護の実習経験を基に、日本の看護・介護の課題を洗い出し、次回の授業では研究者や看護師と共に解決策を模索する予定です。

同プロジェクトは2022年度から医療機関への負担軽減を目指し、ライフスタイルや社会システムの技術開発に取り組んでおり、高校での出前授業を通じて次世代人材の育成を図っています。この日の授業では、副プロジェクトリーダーの島﨑眞さんが講師となり、少子高齢化による患者数増加と医療従事者不足の問題を解説しました。彼は、地域・在宅療養に対応するためのケア製品の開発や市民のケア能力向上が求められていると指摘し、看護・介護の分野には改善の余地が多く、工学技術が解決策を提供する可能性があると述べました。

 

http://www.kyobun.co.jp/article/2024091305

 

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