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掲載紙/掲載誌/掲載メディア:日本

ひと輝く 川崎から看護のイノベーション起こす 一木隆範さん

要約

東京大学の一木隆範教授は、看護人材の不足を解決するため、テクノロジーの力を活用したイノベーションが必要だと提唱しています。彼は川崎市の国家プロジェクト「CHANGE」のプロジェクトリーダーを務めており、健康長寿社会の実現と医療現場の課題解決に取り組んでいます。特に高齢者の看護ニーズが増加する中で、看護を支える技術とサービスの導入を目指しています。

一木教授は、看護現場の負担を軽減するために、寛容性、思いやり、技術、人材の4つのTが必要だと考えています。実際の看護業務を観察し、どの作業が負担になっているかを見極めることが重要です。若手研究員の神田循大氏は、看護師に付き添い病院看護の日常業務を工学研究者の目で観察しています。

川崎市は、看護協会が存在する唯一の地域であり、看護現場の意見を集めやすい環境です。一木教授は、訪問看護の需要が増える中で、簡単に使える医療機器の開発に挑戦し続けています。

 

http://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC307ZA0Q3A031C2000000/

 

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