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洗足学園高校1年生によるサマーインターンシップを実施しました。

8月7日 川崎市高津区にある洗足学園高校の1年生から選抜された30名が iCONM を朝早くから訪れ、サマーインターンシップと称する1日研究者体験イベントを行いました。生徒たちは、iCONM/CHANGEに関する説明を受けたあと、サビーナ・カデール副主幹研究員から午後に体験する4つの実験について学びました。その後、4班に分かれ、カデール副主幹研究員、神田循大・特任研究員、苅谷遊子・研究支援職員、島﨑 眞・コミュニケーションマネジャーとの個別ミーティングに臨みました。丁度、2年生からの理系・文系コースを選択する時期とのことで、そのことについての質問や、キャリアデザインに関する質疑応答が活発に行われました。全員が理系に興味があるものの大学受験の科目を考えると文系にしておいたほうがよいのかといった悩みを抱えているようです。昼食は、見晴らしの良い4階マグネットエリアを貸切って、各自が持ち寄ったお弁当を食べました。そして、4班がローテーションしながら、①DNAの電気泳動による精製、②共焦点レーザー顕微鏡による脳腫瘍組織の観察、③ブラウン運動を利用したナノマシンのサイズ測定、④グローブバックを用いた不活性ガス中での粉体操作を体験しました。インストラクターは、すべてiCONMの外国籍研究員。英語での説明にも関わらず、生徒たちは実験の意味をしっかり理解し、研究者としての日常を体験しました。そして、締めくくりとして、片岡一則センター長を含めた意見交換会。センター長も高校2年生までは文系指向で、「工学部に進学するとは夢にも思っていなかった」という一言で、今はまだ興味のある方を選択することが大事だと思った生徒も少なくなかっただろうと思います。

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