川崎市内の看護師とCHANGEメンバーによるワークショップを開催しました

12月15日、川崎市内で働く看護師(22名)を対象にCHANGEメンバーとのワークショップ(WS)を行いました。主催は、川崎市看護協会・労働環境改善推進委員会。プロジェクトの内容をより多くの看護師さんに知って頂こうという取り組みの一環です。同会の堀田彰恵会長による挨拶と後藤淳子委員長による趣旨説明に続き、神田循大・特任研究員および小嶋 幸・川崎市立井田病院副看護主任から、「シャドーイング」について報告がありました。もともと「シャドーイング」は、若手看護師が看護の実践手技を習得するためにベテラン看護師のあとをついて巡回することを意味しますが、若手看護師の代わりに工学研究者が同じ手法で実習するプランを立てました。工学研究者が看護実務のプロセスを理解し、効率性を高める道具やシステムに繋がるアイデアを創出することが目的なのですが、看護師の働き方そのものに良い影響が出始めているとの話を伺うことができました。看護師と研究者のWSは今回が2度目で、昨年は入職1年目の新人看護師を対象としました。今年は、看護現場のニーズを探る「看護のあったらいいな大調査」に応募された方や関心のある方々が対象で、主に中堅層~管理職の看護師さんが集まったかと思います。それだけに、日ごろから不便と感じていることは少なくなく、普段モヤモヤしていたことを口に出すことで、どの班もおおいに盛り上がりました。
最後に一木隆範・CHANGEプロジェクトリーダーが総評を行い、日常的に激務となっている看護師のみなさんに深く感謝の気持ちを伝えました。

堀田会長あいさつ

ワークショップの様子①

ワークショップの様子②

イベント告知