市民公開講座「川崎の南端は、世界の最先端ナノです」を開催
2025年02月12日
2月8日、2024年度2回目となる市民公開講座をオンラインで開催しました。これは、iCONM/CHANGEの活動を市民の皆さまに解説し共感を育むことで、相互理解を促す目的のものです。これまで研究内容やその背景をテーマとして扱うことが多かったのですが、今回は趣向を変えて、研究環境と研究支援にフォーカスしたものとしました。
まずは研究環境ということで、川崎市臨海部国際戦略本部・キングスカイフロント(KSF)マネジメントセンターの嶋村敏孝所長が、iCONMが立地するKSFの紹介と市政における位置づけなどについて。また、長年、川崎市臨海部に立地する企業の取締役として京浜工業地帯の中核となるこの地の発展を見届けてきた岩崎廣和アドバイザーが、イノベーションを育む土壌としての川崎市臨海部について講演しました。
続いて、今年4月に創立10周年を迎えるiCONMの活動および研究支援体制について永井浩二副センター長(CHANGE副プロジェクトリーダー兼務)が、2022年から始まった国家プロジェクトCHANGEについて島﨑 眞コミュニケーションマネジャー(CHANGE副プロジェクトリーダー兼務)が紹介しました。
視聴者からは、かつてアンモニアの製造目的で大量に使われていた水素が、今では脱炭素化の鍵を握ることについて、また、多様性の高いiCONMのチームマネジメントについてなど多くの質問が寄せられ、市民の皆さまとの距離を縮める良い機会となりました。次年度も市民公開講座を継続的に実施致しますので、是非、ご参加ください。