川崎市看護協会主催のワークショップに参加
2024年12月10日
12月10日、公益社団法人川崎市看護協会が主催するワークショップにプロジェクトCHANGEの研究者たちがファシリテータとして参加しました。これは、川崎市内で働く約13,500名の看護師から参加者を募ったもので、職場での困りごとを共有し、解決の糸口を探そうという目的の年次イベントです。今年のテーマは「医療事故の抑止」。高齢化による患者増と少子化による医療者減というアンバランスな状況にあって、特に人手に依存するケア現場での医療事故リスクが高まることが懸念されています。ケア現場に工学の知識や技術を融合させることで従事者の負担を少しでも減らせればと願うCHANGE研究者たちが、各グループのファシリテータを担い、この課題の解決に向けた話し合いを行いました。冒頭、神田循大・特任研究員によるCHANGEの紹介ならびにシャドーイング報告と佐藤秀介・主任研究員によるAIや工学技術を活用した転倒防止などの事例紹介は、ディスカッションのための良いアイスブレークとしても働き、終始、話しが尽きないワークショップとなりました。CHANGE研究者にとっても、現場をより深く知る好機となりました。