川崎市立川崎総合科学高校科学科2年生を対象とした出前授業を開催
2024年11月29日
11月29日、川崎市立川崎総合科学高校科学科2年生を対象とした出前授業を行いました。これは、プロジェクトCHANGEが取り組む次世代人材育成の一環で、理工系学部へ進学する生徒が多い同校同科の生徒たちにケア領域での応用の必要性を説くものです。東京大学大学院医学系研究科(健康科学・看護学専攻)から五十嵐 歩・准教授と髙岡茉奈美・特任助教、そして iCONM 一木ラボから神田循大・特任研究員が中心となって企画し、出前授業を進めていきました。モノを扱うことが多い理工学的研究に、ヒトを扱う看護学の要素を組み入れることがミソで、まずは、看護 X 工学に立つプロジェクトCHANGEの概略説明に続いて、在宅療養者から届いた一通の手紙を読み込むことから始まりました。次に、その療養者を取り巻く本質的な課題は何なのかを抽出し、タブレットPCを用いた調べ学習で現状分析を行うところまでを行いました。来年3月に、その続きとして解決策を練り上げる予定です。