2月26日(水)、「かわさきケアデザインコンソーシアム」の公開セミナーをKawasaki-NEDO INNOVATION CENTER(K-NIC)で開催しました。今回は、既存の企業会員・准会員をはじめ、コンソーシアムに関心のある企業を中心に81名の参加者にお集まりいただきました。
セミナーでは、まず本コンソーシアムの会長を務める一木隆範東京大学大学院工学系研究科教授から開会挨拶を行ったのち、
第一部では、事務局長となる白﨑功より、「現場インサイト型」のコンソーシアムとして、ケア現場のニーズの発見および実証の場の提供を目的とし、各社の新製品・サービスを支援する当コンソーシアムの果たすべき役割や、4月からの本格始動に向けて予定されている事業メニューなどの概要を説明しました。
また、当コンソーシアムの「ケアさき」という通称とロゴを発表しました。「ケアさき」は、洗足学園高校の生徒が発案したもので、未来のケアをデザインするというコンソーシアムの理念が込められています。
続いて、(一財)総合研究奨励会の堀雅文常務理事より、当コンソーシアムの会計処理に関するスキームについて説明がありました。
第二部では、(公財)川崎市産業振興財団産業支援部長の高梨憲爾より、市内の中小企業への支援メニューが紹介されました。
第三部では、聖マリアンナ医科大学病院副院長兼看護部長の本館教子先生をお招きし、「看護DXへの期待~看護現場のご紹介~」と題してご講演いただきました。看護師の働く現場の紹介やDX化への期待についてお話いただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。
セミナー終了後には交流会も開催され、企業会員として入会された企業のうち4社にご挨拶いただきました。参加者同士の交流も活発に行われ、有意義な情報交換の場となりました。
今回のセミナーは、本コンソーシアムの活動内容や今後の展望について理解を深めていただくとともに、参加者同士の交流を深める良い機会となりました。
(ご参考:かわさきケアデザインコンソーシアム パンフレット)
https://change.kawasaki-net.ne.jp/consortium/wp-content/uploads/2025/01/kawasakicaredesign_consortium_panphlet250110_3.pdf
上段左図:聖マリアンナ医科大学病院 本館副院長兼看護部長
上段右図:かわさきケアデザインコンソーシアム白﨑事務局長
下段左図:演者集合写真 左から(公財)川崎市産業振興財団高梨産業支援部長、(公社)川崎市看護協会堀田会長、聖マリアンナ医科大学病院本館副院長兼看護部長、かわさきケアデザインコンソーシアム一木会長、(一財)総合研究奨励会堀常務理事、かわさきケアデザインコンソーシアム白﨑事務局長
下段右図:セミナーの様子