2025年8月1日(金)、日本の医療イノベーションを牽引する東京大学医学部附属病院バイオデザイン部門と連携し、「東京大学バイオデザイン×かわさきケアデザインコンソーシアム 1dayディスカッション特別プログラム」を東京大学本郷キャンパスにて開催いたしました。
本イベントは、「ニーズ探索」のメソッドを、会員企業の皆様の製品・サービス開発に活かしていただくことを目的としたものです。当日はケアさき会員企業やアカデミアから17名の方々にご参加いただき、終日にわたり活発な議論が交わされました。
■ 講義とワークを繰り返す、超実践的プログラム
当日のメイン講師は、ご自身も臨床工学技士として医療現場を経験し、バイオデザインフェロープログラムを経て医療機器開発で起業された、稲垣大輔様が務めました。
プログラムは、講義でメソッドを学んだ直後にグループワークで実践する、というサイクルを繰り返す構成。「観察・ニーズ特定」から始まり、「ニーズの深掘り」「ニーズスクリーニング」「コンセプト創造」まで、バイオデザインの思考プロセスを1日で凝縮して体験できる、非常に密度の濃い内容となりました。
また、バイオデザインの部門長である前田祐二郎様からもアントレプレナーシップについてご講演を頂きました。
参加者は、4〜5名のグループに分かれ、多様な業種・職種のメンバーと意見交換。活発なディスカッションを通じて、具体的な課題から革新的なアイデアを生み出すプロセスに没頭しました。
「1日でバイオデザインの一連のプロセスを経験できたのが良かった。」「改めて現場ニーズを大切にする手法を学べたことは大きな収穫だった。」「異業種の方々とアイデア出しをできたのが大きな刺激になった。」などの声が寄せられました。
ご参加いただいた方、東京大学バイオデザインをはじめ、ご協力頂きました方に感謝申し上げます。
<東京大学バイオデザインについて>
https://utbiodesign.m.u-tokyo.ac.jp/
次回のイベントは決定次第、このHPや会員向けメールマガジンでお知らせいたします。