
2025年12月2日(火)、ケアさき主催の公開セミナー「みんなが知らない看護のはなし」を開催いたしました。

かわさきケアデザインコンソーシアム会長の一木隆範よりご挨拶の後、看護の領域で活躍するお二人に講演いただきました。

第一部は「看護学」の立場から、川崎市立看護大学の掛田崇寛先生による「見えないケア、見つめる心:看護師の視点から描くヘルスケアの未来」。
看護とはそもそも、どういった学問なのか、またどのような行為を指すのか、など基礎から現在の看護師不足、また今後増加するであろう在宅医療と看護の関りについてなど、幅広くお話いただきました。

第二部は看護現場の立場から、川崎市看護協会常務理事・八木美智子先生から「リアルな看護の今とこれから」と題して講演いただきました。
医療現場で働く中で見えてくる看護の現状、現場で患者と接する中で見えてくるベッドサイドケアについてお話しいただき、これからの看護についての方向性や可能性、他分野との協働への期待をお話いただきました。


講演の後は、コンソーシアムから活動報告と入会案内を行い、最後に川崎市看護協会・堀田会長の熱いお言葉のご挨拶で、閉会となりました。
終了後には交流会を行い、コンソーシアムの参加企業の皆様同士、またアカデミアの方々との活発な意見交換の時間も設けることができました。
これからも、さまざまな形でコンソーシアムの活動、また看護や医療現場の現状などをお伝えし、新たな参入をお考えの企業の方々などに向けて情報を発信していければと思います。
